トライベック・ストラテジーは8月23日、同社のマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」とサイバーエリアリサーチが提供するアクセスユーザの企業情報取得サービス「どこどこJP」が連携を開始したと発表した。
マーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」は、ユーザーの行動を可視化してコンバージョンに至るように導く製品。一方、「どこどこJP」は、IPアドレスを軸に「位置情報」「組織」「回線」「気象」など90種類のデータを判定するWeb APIサービス。
今回の連携により、「どこどこJP」は「HIRAMEKI management」で取得したWebサイトの訪問者情報に含まれるIPアドレスから「企業名」を判定することが可能になる。
これにより、従来「HIRAMEKI managemen」で確認できたWebサイトの訪問ユーザーの情報はユーザーごとの訪問回数や閲覧ページのURLなど限定的だったが、企業名などの企業情報が明らかになり、「HIRAMEKI management」の利用企業に対して関心が高い見込み顧客を浮き彫りにし、「ターゲットとする企業が想定するページへと遷移しているのか」「訴求したい商品に興味を示しているか」といった企業ごとのカスタマージャーニーの可視化を実現するという。
また、見込み顧客の育成や既存顧客のフォローをより高精度で実施できるようになり、「Webサイトを訪問して料金ページを見たが、その後のアクションがない企業」といった隠れた見込み顧客を創出し、アウトバウンドコールや訪問などのアプローチにつなげられるとしている。