Noupeは8月18日(ドイツ時間)、「Reducing Complexity: A New Trend in Mobile Design|NOUPE」において、モバイルにおけるデザインの流行はミニマリズムの方向にあり、より複雑性を排除したデザインに移行する傾向が見られると伝えた。Instagram、Airbnb、Appleなどのモバイルアプリを引き合いに出しながら、どのように「複雑性の排除」が進んでいるかを説明している。
記事では、こうしたデザインの流行の特徴として、次の3つの項目を挙げている。
- 大きなサイズのボールド体を使ったタイトルや見出し
- わかりやすく、広く一般的に認識が共通しているアイコンの採用
- 多色の利用を避けた配色
広く利用されているモバイルアプリのデザインは、ほかのモバイルアプリのデザインにも強い影響を与える傾向が見られ、今後はさらにシンプルなデザインのモバイルアプリが増加することも考えられる。記事のでは、こうした複雑性を排除したデザインは最終的にアプリの個性やパーソナリティといったものも削減することにつながり、最終的にどれも似たような見た目になりやすいと指摘。そうしたデザインが、はたしてユーザーにとって良いことなのか悪いことなのかを考える必要があるかもしれないと示唆している。