富士フイルムイメージングシステムズは8月15日、クラウド型ファイル送受信サービス「SECURE DELIVER」に、情報漏えいリスクを軽減する「承認・監査」機能を追加したと発表した。
「SECURE DELIVER」は、企業の所有する大容量データや重要データを、管理者による正しい統制管理のもと、送受信できる法人向けクラウド型ファイル送受信サービス。メールの誤送信や無料ファイル転送サービスの不正利用、USBメモリの紛失リスクなどを抑制し、内部統制を強化することで、情報漏えい対策を実現するとのこと。
今回、「SECURE DELIVER」に、新たに第三者による承認チェックや監査が可能となる「承認・監査」機能を追加。この機能により内部統制の強化が可能になり、誤送信や不正な持ち出しなどによる情報漏えいリスクが軽減されるという。
今回追加された機能は、ファイルを送信する際に、第三者による事前の承認・チェックを経ることで相手に送信される「事前承認機能」、「SECURE DELIVER」のシステム管理者がすべてのユーザの送受信状況やファイル内容を専用の一覧画面にて確認できる「事後承認機能」、「SECURE DELIVER」のシステム管理者がすべてのユーザの送受信状況やファイル内容を専用の一覧画面にて確認できる「監査機能」の3つ。