富士通エフサスは12日、Apple社と正規販売代理店契約を締結したことを発表、iPadなどApple製品のワンストップサポートを同社の新たに開始する。
同社はプロダクト販売や設計、導入・展開から運用・保守までICTをコアにしたトータルサービスを行う企業で約5200名のサービスアカウントエンジニアが、企業ニーズに応じたソリューションをサービスとして顧客企業に提供している。
Apple社と正規販売代理店契約「Apple Authorized Reseller」を結ぶことにより、Apple製品の販売を開始、同社サービス「FUJITSU Managed Infrastructure Service スマートデバイス-LCMサービス」のメニューに「iPad保守サービス」と「iOSサポートサービス」を追加する。また、チェンジ社と協業し、導入前のコンサルティングや研修、アプリケーション開発などの企業導入メニューを強化していく。
同社は、2016年版のソリューションカタログのなかでも"ワークスタイル変革"をソリューションマップの大きな柱の一つとして描いている。今回の提携についても、近年各企業が取り組みを増しているワークスタイル変革には、タブレットやスマートデバイスの導入・活用は欠かすことができないこと。また、導入企業もメールやスケジュール確認といった一般的利用にとどまるケースが多く見られる、と指摘している。
今後iPad、Mac、iPod touchなどの各種Apple製品の販売を強化するとともに、製造、流通、金融、医療、公共など利用シーンに応じた導入前/後の各種サポートサービスを拡充して行きたいとしている。なお、販売目標は、今後3年間で累計10万台/150億円(Apple製品機器、サービス販売含む)。