ネットワークバリューコンポネンツ(NVC)は8月9日、米Carbon Blackと、同社のエンドポイント防御製品に関する国内販売代理店契約を締結したと発表した。
具体的な製品としては、企業におけるエンドポイントのアプリケーションホワイトリストを作成し集中管理し、未承認アプリケーションの可視化と承認自動化、および包括的なコンプライアンス維持を提供するアプリケーション制御ソリューションである「Carbon Black Enterprise Protection」や、ソフトウェアの振る舞いを網羅的にモニタし継続的にログを収集、集中管理することで脅威を検出するほか、セキュリティチームにリアルタイムのインシデントハンドリングのためのログ調査とリモート診断ツールを提供するインシデントレスポンスソリューション「Carbon Black Enterprise Response」を提供している。
「Carbon Black Threat Intel」では、信頼できるアプリケーションとその分類のレーティングをホワイトリストとして保持する一方で、一般に出回っているアプリケーションに対する脅威のレーティングを提供。百万単位のエンドポイントとインテリジェンス・パートナーからのデータを集積することで、脅威検出、レピュテーションおよび攻撃の分類サービスのための世界有数のソースとなっているとしている。
NVCでは、これらのCarbon Blackのエンドポイント防御製品が、さまざまな組織からのセキュリティ要件を満たすためには必要だと判断し、同社のサービスラインアップへの追加に至った。今後、大規模企業、製造業、メディア、金融機関、サービス業、および政府機関などに販売するとしている。