テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE)とフィスコは8月5日、FinTech分野においてクラウド型人工知能金融市況サービスの研究開発に向けて業務提携した。
すでに両社では、クラウド型人工知能金融市況サービスにむけた研究・開発に着手している。従来、株式の調査や売買システムはアナリストによる地道な作業、単一アルゴリズムによる柔軟性の乏しいシステムだったため、アナリストの調査を飛躍的に増加させることと、柔軟性の高いアルゴリズムに重点を置いて研究・開発を進めていくとしている。
フィスコでは先行して、経験豊富なトップクラスのアナリストが集結し、多くのロジック構築をスタートさせており、サービス提供にあたり、同社のサイバー空間での知名度をてことして、投資家と企業IRをつなぐ独自のプラットフォームの構築を目指す。
フィスコの迅速かつ正確な情報の分析力・編集力・配信力を中核とする資産と TDSEの豊富なデータ解析技術によるシナジー効果を出すことで、両社は市場の拡大に沿った売上拡大を図るべく、ビジネスを展開していくという。
なお、今回の提携におけるビッグデータの収集、システム開発においてはフィスコグループでFinTech分野に注力するシステム開発子会社であるSJIが参画する。