富士通ラーニングメディアは8月3日、ソフトウェアにおける第三者検証サービスを展開するSHIFTと提携し、同社の教育サービスである「ヒンシツ大学」コースを、8月26日から提供すると発表した。

ヒンシツ大学は、これまで検出した40万件の不具合の情報をデータベース化し、過去の事例をまとめることでソフトウェアを安定して提供するための、実践的なテストノウハウを習得できるコースを提供している。

ソフトウェアテストに必要な知識・技術を体系化して提供しており、品質に課題を抱えている企業や、ソフトウェアテストのやり方を見直したい企業の社員研修での採用実績も多いという。

コースと価格は「テスト設計実践編(機能テスト)」「テスト設計実践編(シナリオテスト)」「管理者のためのテスト計画」「管理者のためのテスト管理」が各3万円(税別)、「管理者のためのテスト戦略」「仕様書インスペクション実践編」が各5万円(同)など11コースがあり、いずれも講習会で期間は1日。

近年、情報システムの複雑化や家電・自動車など組み込みソフトの広がりにより、ソフトウェアテストの重要性が高まっている。今回の提携により、富士通ラーニングメディアが保有するコースに加え、SHIFTの実践的なコースを提供し、テストに関わるエンジニアのスキル向上に貢献していくとしている。