JellyWareは8月3日、東芝の光で絵や文字を書く技術と音声・映像活用クラウドサービス「RECAIUS」の音声合成技術の提供と支援を受けて、光で絵を描くことができるロボットおもちゃ「wordee」を開発し、米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で予約販売を開始したと発表した。目標調達額は3万ドルで、目標金額の達成後に製造・販売を行う。

「wordee」の外観

「wordee」で遊ぶ様子

「wordee」は、専用シートの上で動かすと光る文字やイラストを描けるおもちゃで、光で絵を書くという体験を通して子供の想像力や発想力育成につなげる。また、東芝「RECAIUS」の音声合成技術により、自然なおしゃべりとお絵かきを連動させることで新しい体験を提供するとしている。さらに、スマートフォンと連動することで、スマートフォン上のイラストに対応した文字を「wordee」から表示して音声合成で読み上げたり、スマートフォン上で描いたイラストやメッセージを「wordee」から表示することもできる。

読み上げ機能。「wordee」から表示される文字に対応したイラストをスマートフォン上に表示、音声合成によって読み上げる。漢字や英語にも対応

イラスト表示機能。スマートフォン上で描いたイラストを「wordee」から表示

メッセージ機能。スマートフォンに入力したメッセージを「wordee」で表示

JellyWareは「『wordee』の開発をきっかけに、さまざまな形のオープンイノベーション取組みをさらに加速させ、今後も取り組みから生まれたアイデアの商品化を積極的に行っていきます」とコメントしている。