セゾン情報システムズは8月3日、WebブラウザやAPI、クライアントモジュールを使ってファイルの送受信を行うプライベートクラウド型のファイル転送パッケージ「HULFT-WebFileTransfer Ver.3.0(HULFT-WebFT)」を販売開始したと発表した。

「HULFT-WebFT」は、顧客のプライベートクラウド環境において自社専用のファイル転送環境を構築するパッケージソフトウェア。特別なハードウェアや高価な専用線などは不要で、インターネットを介して大量・大容量データのセキュアな送受信を実現する。

最新版では、従来の日・英言語での表示に加えて、中国語表示に対応したほか、Webブラウザを介してデータ送信を行う際のファイルサイズ上限を従来の100MBから2GBに拡張した。例えば、日本本社から海外の現地工場へ図面データなどの大容量ファイルを送信するようなケースに活用できるという。

価格(税別)は、製品本体と接続ライセンス20アカウントで160万円からとなる。