KDDI研究所とKDDI総研は8月3日、10月1日を効力発生日として合併し、社名をKDDI総合研究所(KDDI Research)に改称すると発表した。
KDDI研究所は、1998年4月からKDDIグループの研究開発の中核として、幅広いテーマで世界トップレベルの情報通信技術の研究から開発、実用までを一貫して進めている。一方、KDDI総研は1990年10月からKDDIグループのシンクタンクとして、国内外の情報通信を中心領域として各種調査、分析に取り組んでいる。
両社はこれまでも、研究開発や調査活動において連携してきたが、双方のリサーチ機能を高め、次世代技術の創出や未来予測を一層強化するため合併することに合意した。
合併の方式はKDDI研究所を存続会社、KDDI総研を消滅会社とする吸収合併方式で、合併後の事業内容は情報および通信を中心とした製作、市場などの調査研究、並びに当該分野に関する研究開発となる。
今後も、社会の発展に貢献する新たな価値創造を目的とした幅広い研究開発および調査活動を進めていくという。