MicrosoftからWindows 10 Anniversary Updateの提供がはじまった。このアップデートにはさまざまな新機能が取り込まれている。例えば、Microsoft Edgeにエクステンションが追加されることには注目しておきたいし、Cortanaの強化、生体認証機能の進んだ統合、クールなダークテーマの導入などいくつも大きな変更が行われている。デベロッパーとしては、「開発者モード」という機能が追加された点には特に注目しておきたい。
fossBytesに8月1日(米国時間)に掲載された記事「What Is Windows 10 Developer Mode? How To Activate It?」が、Windows 10 Anniversary Updateから利用できるようになった「開発者モード」を有効にする方法を伝えた。「開発者モード」を有効にすると、Windowsでbash/Linuxが利用できる「Windows Subsystem for Linux」などが利用できるようになる。
説明されている「開発者モード」を有効にする方法は次のとおり。
- 「設定」を起動
- 「更新とセキュリティ」を選択
- 「開発者向け」を選択
- 「開発者モード」を選択
- それぞれの設定にチェックを入れて「適用」をクリック
Windows 10のデフォルトの設定は「エクスプローラのタイトルバーにフルパスが表示されない」「ファイルの拡張子が表示されない」「隠しファイルが表示されない」といったように、デベロッパーには使い勝手がよくないところがあるが、一般ユーザーにとっては使いやすい設定になっている。「開発者モード」を有効にすると、こうしたデベロッパーとしては扱いにくい煩雑な操作などをより開発者よりの挙動に変更することができる。