Cerevoは、同社が販売するスマートフォンで操作する改造ミニ四駆製作キット「MKZ4」の公式ガイドブック(電子書籍)をAmazonのKindleストアで配信を開始した。価格は1,080円で、8月15日までは期間限定の特別価格として99円で販売される。
このガイドブックは、以前マイナビニュースでも紹介した、タミヤの小型の動力付きプラモデル「ミニ四駆」(ワイルドミニ四駆シリーズ)をスマートフォンから操作できるようにするキット「MKZ4」の組み立てに必要なメカ機構、電気回路、プログラムといった作業の手順を、豊富な写真を交えて詳細に解説した電子書籍(Kindle本)。
「MKZ4」に付属する標準のマニュアルと比べて数十倍もの分量で、百数十枚もの大量の写真を使って、電子工作の未経験者でもMKZ4の改造ができるように詳しく解説されている。同社では、初心者やハンダ付けを学生時代からやったことがないという人には同ガイドブックの購入を推奨している。
また、「MKZ4」の改造後も引き続き楽しめるように、ワイルドミニ四駆にLEDを搭載したり、スマートフォンの傾きで操作できるようにしたり、あるいは3Dプリンタを使ってオリジナルボディを製作するといった改造の応用例が紹介されているほか、もっとMKZ4の仕組みを知るために、MKZ4を構成する「メカ」、「電気」、「プログラム」の技術も解説されているという。
なお、「MKZ4」は、無線LANモジュール「ESP-WROOM-02」とミニ四駆操作用の専用基板とステアリングパーツ、基板実装に必要な各パーツが一セットになった商品。Cerevo 直販Webストアより購入できる。「MKZ4」の価格は税別5,980円。(※対応するタミヤのワイルドミニ四駆が別途必要)。