NECは8月2日、Accor Hotelsがリオ・デ・ジャネイロで運営するホテル「Sofitel Rio Palace, in Copacabana」と「Caesar Park Rio de Janeiro Ipanema Managed by Sofitel」向けに、コミュニケーションサーバ「UNIVERGE SV9300」を納入したと発表した。
NECは15年にわたり、両ホテルに音声通話やインスタントメッセージなどの機能を提供するコミュニケーション基盤を納入しているという。今回、リオ・デ・ジャネイロで行われる五輪に伴う顧客数増加に対応するために「UNIVERGE SV9300」を採用し、コミュニケーション基盤を刷新した。
両ホテルでは、「UNIVERGE SV9300」を活用することで従来、個別に運用していたボイスメールや客室管理システムなどの連携を実現。また、宿泊客のスマートフォンやタブレット端末からチェックイン・チェックアウトの手続きやルームサービスの注文などにも今後対応することで、顧客サービスの向上に貢献する。
NECは、今後もAccor Hotelsの運営の効率化や顧客満足度の向上に貢献すると共に、この実績を活かし、昨年6月に確立した海外ホテル向けソリューション体系「NEC Smart Hospitality Solutions」をグローバルに提供していくとしている。