NTTデータ スマートソーシングは8月1日、「クラウド型 出張・経費管理業務BPOサービス(Concur+BPO)」を日本下水道新技術機構(下水道機構)に導入すると発表した。同サービスの公共分野における導入は下水道機構が初めてだという。

Concur+BPOは、コンカーが提供する出張・経費管理クラウドサービス「Concur Travel & Expense(Concur)」とNTTデータ スマートソーシングによる「経費精算事務アウトソーシングサービス」を組み合わせたサービス。

日本下水道新技術機構に導入されたサービスの全体イメージ

下水道機構は、スマートフォンでの操作感、経費入力段階での監査ルールチェック、経費支出の分析機能に加え、「経費入力代行サービス」による事務稼動削減効果を評価し、「Concur+BPO」の採用を決定。各部門の経費管理プロセスの標準化と経費管理強化を目的とし、8月1日より、Concurの全社稼働と、NTTデータ スマートソーシングによる、経費精算事務のアウトソーシングサービスを開始する。

加えて、NTTデータ スマートソーシングとJTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)が連携して提供する出張管理コンサルティングサービスも導入し、研究員の出張経費などの立替払いの軽減と出張費用の低減を目指すとともに、出張手配時からConcurへの情報連携を行うことで、研究員一人にかかる出張コストを削減することを見込む。

両社は共同で営業活動、およびマーケティング活動を展開し、大手企業を中心に今後3年間で100社(初年度20社)の受注を目指すとしている。