fossBytesに7月29日(米国時間)に掲載された記事「Microsoft Appears To Be Open Sourcing Windows PowerShell」が、MicrosoftがGitHubに掲載している情報などから、近いうちにMicrosoftがPowerShellのオープンソース・ソフトウェア・バージョンを公開する可能性が高いと伝えた。公開されるバージョンはLinuxおよびMacで利用できる可能性があるという。
PowerShellはWindowsプラットフォームにおけるスクリプト言語およびさまざまな操作のオートメーション化のための技術として利用されている。PowerShellを使うことでWindowsにおける管理作業などを自動化することができ、これまで重要な技術として活用されてきた。しかし、PowerShellはWindows独自の技術であり、Windows以外のプラットフォームでは利用されていない状況がある。
説明によれば、MicrosoftはPowerShellをオープンソース・ソフトウェアとして公開するとともに、LinuxおよびMacにおいての利用を進め、新たにエコシステムを構築することを狙っているものと見られる。近年、Microsoftは同社の重要な技術のいくつかのオープンソース化を進めており、今回もそうした取り組みの1つと思われる。