NTTアイティは7月27日、動画による情報共有プラットフォーム「viaPlatz 3.1(ビアプラッツ3.1)」の提供を8月1日から開始すると発表した。

同社は2016年2月より、テスト・アンケート機能やレポート機能などを追加した「viaPlatz 3.0」の販売を開始。新版は、動画への書き込みアイテムのオブジェクト化により操作性を向上するとともに、高品質なライブ配信環境の構築、顧客のサービス要望レベルに応じたプライベートクラウド型の動画配信が可能だという。

「viaPlatz 3.1」のシステム構成例

最大の特長である書き込み機能においては、動画への書き込みアイテム(図形や文字)をオブジェクト化。これにより、従来は困難だったアイテムの移動や削除が、容易に行える。また、右クリックからアイテム編集メニューが選択でき、画面の最大化にも対応することで操作性が向上している。

書き込みエディタ画面の、右クリックメニュー対応と画面最大表示

新たなライブ配信用アプリケーションWeb版とハードウェアエンコーダに対応により、一層安定した高品質のライブ配信が可能になったという。

また、従来のプライベートクラウドメニューでは、データセンタの顧客専用の物理サーバにviaPlatzを構築してサービスを提供してきたが、新版では、仮想環境のクラウドサーバに、顧客専用のviaPlatzを構築してサービス提供することにより、プライベートクラウド型の動画配信を安価に提供できるようになった。