SyncThoughtは、同社の企業向けAIコンシェルジュ「Corproid」が、三井銀行のバーチャルオペレータによる回答サービス「サイトコンシュルジュ」に採用されたことを発表した。7月27日より運用がスタートしている。

SyncThoughtは、企業内の情報を高速に検索できる「SyncSearch」やユーザーや顧客からの「お問い合わせ」や「その回答」を「FAQ」として簡単に作成するクラウドサービス「SyncAnswer FAQ管理システム」など企業向けのサービスを展開している。

三井住友銀行公式Webサイト

「Corproid」(コーポロイド)は、キャラクターがWebサイト上でユーザーと会話をしながら、企業Web内の情報や質問に対する回答を膨大なデータベースから抽出して答えてくれるコンシェルジュで、7月6日クラウドサービスとして同社が販売を開始している。今回、三井住友銀行のバーチャルオペレータによる照会回答サービス「サイトコンシェルジュ」に採用されており、27日から運用が開始している。

"手数料は?"や"ATMは?"など質問を入力すると、即座にWebサイト上のリンクを手のひらに乗せたコンシュルジュ若草わかばさんが回答してくれるため、情報量の豊富なWebサイトでも簡単に目的のリンク先へと誘ってくれる。同社では、今後も会話精度の向上や機能改善に取り組みながら顧客満足の向上に努めたいとしている。