Microsoftは7月26日(米国時間)、「日本語入力(IME) の知っておくと便利な機能(2)|Windows & Devices 開発統括部」において、Windowsの日本語IMEにおいて知っておくと便利な機能を紹介した。1つは変換候補の拡張表示、もう1つは予測入力の設定変更となっている。特に変換候補の拡張表示は知っておくと便利な機能なので、押さえておきたい。
通常、PCやスマートフォンにおける日本語の入力は日本語IMEを経由することで、入力したひらがななどを漢字を含んだ文字列に変換することで実現している。ただし、日本語の漢字には同音異義語が多く、変換候補が多数に及ぶものがある。スペース・キーを繰り返し押すことで変換候補を順次表示させることができるが、変換候補が大量になってくるとこの方法では変換対象を見つけることが難しいことがある。
このような場合、Windowsの日本語IMEが提供している変換候補の拡張表示を利用することで、より多くの変換候補を一気に表示させることができる。それには、まず読みを入力してスペース・キーを2回押す。この後でTabキーを押すか、または変換候補一覧に表示される≫をクリックする。こうすることで、表示を拡張表示に切り替えることができ、より多くの変換候補を一度に確認できる。