ヴォーカーズは7月26日、過去約10年間の株価上昇率と、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」に寄せられた平均残業時間の関係性を分析した「残業と株価の相関関係」を発表した。
同社は、今回の調査結果から「頑張って残業した結果業績が良くなり、株価が上昇した」のか、「業績好調で株価が上昇する中で仕事が多くなり、残業が増えた」のか、その因果関係を判断できなかったが、残業と株価がお互いに影響し合う関係にあることがわかったと分析している。
Vorkersに寄せられた平均残業時間が月間30時間以下の企業を対象に2007年と2016年の株価を比較した株価上昇率ランキング(カッコ内はVorkersに寄せられた平均月間残業時間)では、1位が日本調剤で450.00%(21.5)、次いで、2位がオリエンタルランドの293.12%(18.1)、3位が良品計画の268.59%(22.3)という結果となった。