エミレーツ航空は、AR(拡張現実)技術搭載のアメニティキットを8月からエコノミークラスに導入する。6種類のバッグは、6つの地域(オーストラリア、中南米、中東、アフリカ、ヨーロッパ、アジア)をモチーフにデザインされており、スマートフォンの専用アプリでバッグをスキャンすると、音楽や旅行情報などが入手できるようになる。

同社は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本拠地を構え、世界81カ国154都市に就航している。日本では、2002年10月に関西国際空港・ドバイ間、2010年には成田国際空港・ドバイ間、2013年には東京国際空港(羽田)・ドバイ間の直行便を運行している。

アメニティキットとして提供される6種類のバッグは、世界各大陸6地域をモチーフにデザインされており、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、歯磨き粉、靴下とアイテムが同梱。快適なエアライフを演出するが、スマートフォンの専用アプリで、これをかざすと、6地域それぞれのローカルミュージックやお薦めの旅行情報、快適な旅行に寄与する情報がAR技術を使って楽しく入手できる。AR技術は、英国ロンドンに本社を構えるBlippar, Inc.の技術が使われており、コンテンツは6カ月ごとに更新されていくという。

快適に空を過ごせるアメニティキット

スマートフォンと専用アプリでかざすと各種情報を得られる