NECとネポンは、共同で提供する農業ICTクラウドサービスの機能を強化し、ハウス内に設置したセンサー間の関係性の把握や過去のセンサー情報との比較などが容易な環境センサー画面の提供をはじめ、サービスで提供する各種機能の画面を全面的に刷新すると発表した。

NECはM2M(Machine to Machine)技術を利用したソリューション「CONNEXIVE(コネクシブ)」を提供し、ネポンは、センサーやネットワークなどを利用して農地データの見える化やコミュニケーションを実現する農業ICTクラウドサービス(ネポンブランド名:アグリネット)を提供している。

画面デザインでは、環境センサー画面をハウス内に設置したセンサー(温度、湿度、炭酸ガス濃度、日射など)の情報を直感的に分かりやすく、操作性に優れた画面に刷新。

環境センサー画面

また、病害虫の発生原因となる高温多湿状態が継続した際に、生産者に警報を出す機能を新たに提供する。

高温多湿警報画面

提供開始時期は9月上旬で、価格は初期費用が15万8,000円~、基本料金が月額2,980円~ 。両社は今後1年間で1,000農家への導入を目指す。