ネットワンシステムズは7月22日、マルウェア感染端末のピンポイント検知および推奨セキュリティ対策を提案するセキュリティアセスメントサービスを提供開始した。価格は、監視対象500端末当たり165万円(税別)から。主な販売対象は大規模企業・官公庁・大学・自治体。
新サービスは、米DAMBALLAのビッグデータと機械学習を組み合わせて感染端末を自動検知する製品「DAMBALLA Failsafe」を顧客の環境に4週間設置して感染状況と原因を特定する。
複数の要因から証拠を積み上げて感染端末を判定することで、マルウェア感染端末のピンポイント検知に加え、その感染原因の特定まで行う。また、感染原因と既存のセキュリティ対策に基づいて、境界防御/エンドポイント防御/出口対策などの具体的なソリューションとともに提案する。
ユーザーは同サービスの利用により、低コストかつ迅速に社内のセキュリティ侵害状況と既存のセキュリティ対策の有効性を把握し、実際の根拠を踏まえた最適なセキュリティ対策の検討が可能になるとしている。また、何らかのインシデントやマルウェア感染の疑いが確認され、速やかに全社規模で影響範囲を特定したいケースでも有効に利用が可能だという。