PHPデベロップメントチームは7月21日(米国時間)、複数の脆弱性を修正したサポートブランチのそれぞれの最新版を公開した。PHPデベロップメントチームはすべてのユーザに対してそれぞれの最新版へアップグレードすることを推奨している。
公開されたバージョンはそれぞれ次のとおり。
PHP 5.5系の最新版となる「PHP 5.5.38」はPHP 5.5系の最後のバージョンになることが予定されている。今後、5.5系に脆弱性が発見されたとしても新しいバージョンがリリースされることはないため、PHPデベロップメントチームはPHP 5.5系を利用しているユーザに対してPHP 5.6系またはPHP 7.0系へアップグレードすることを推奨している。
PHPデベロップメントチームは同日、次のリリースへ向けた初のベータ版となる「PHP 7.1.0 Beta 1」も公開しており、すべてのユーザーに対して同バージョンのテストに参加して欲しいと呼びかけている。