プログラマが利用する最大規模のフォーラムのひとつであるStack Overflowが「Welcome to Stack Overflow Documentation」と呼ばれる新しい取り組みを開始した。これは、プログラマーやデベロッパーの開発をさらに支援するための取り組みとされており、Stack Overflowで提供されているよりも価値の高いドキュメントの利用を実現する可能性がある。
Stack Overflowにはさまざまなプログラミング言語とそれに関する質問や問題、それに対するアプローチなどが掲載されているが、そこでは実際に使われているコードではなく推測で記述されたコードが使われていることもある。また、これらの情報は優先順位などは付けられておらず、どの情報がどの程度有用であるかは利用者が判断する必要がある。
「Stack Overflow Documentation」ではこうした既存のリソースを整理し、価値の高いデータを高品質なドキュメントにまとめていくことを目指すとしている。Microsoft、Paypal、Dropbox、Mamarin、Meteor、PubHub、Twitch、Twilioなどの協力を得て作業を進めるとしており、今後の進展が注目される。
Stack Overflowはプログラマーやデベロッパーにとって欠かすことのできない情報源の1つとなってきており、この取り組みでさらに活用が広がるものと見られる。