ラピスセミコンダクタ(ラピス)は7月22日、スポーツ&フィットネス機器、ヘルスケア機器などに最適なBluetooth®スペックv4.1対応2.4GHz無線モジュールを搭載した評価キット「MK71251-xxx-EK」のインターネット販売を開始すると発表した。

同評価キットは、スポーツウォッチやIoT機器に適した「MK71251-01」と、外部MCU不要とし簡単に通信を実現したい用途に適した「MK71251-02」の2種類の小型モジュールを搭載。無償のソフトウェア開発キットとスマートフォンアプリも用意されており、手軽に評価できる環境を提供し「MK71251シリーズ」を事前に評価可能だ。

搭載されている「MK71251シリーズ」は、Bluetooth スペックv4.1対応無線通信LSI「ML7125」に、ソフト格納用のEEPROM、システムクロック用の水晶発振器及びパターンアンテナを内蔵した小型モジュール。同モジュールは、小型WCSPパッケージのML7125の採用により、面積を同社従来比で約40%削減、11×8×2mmの小型サイズを実現した。また、送受信時の平均電流値も同社従来比で約54%削減し、低消費電力化にも貢献する。

なお、USB評価キット「MK71251-xxx-EKシリーズ」は用途に合わせ4種類をラインアップ。2016年7月22日から、チップワンストップ、コアスタッフの2社にて、インターネット販売を展開する。

「MK71251-xxx-USB-EKシリーズ」