レッドハットは7月21日、同社のSoftware Defined Storage (SDS)であるRed Hat Ceph Storageを、NECにOEM提供開始したと発表した。OEM提供されるRed Hat Ceph Storageは、Red Hat OpenStack Platformと組み合わせたクラウドソリューションに採用される予定だという。
レッドハットとNECは、2003年よりRed Hat Enterprise LinuxのOEM協業を開始しており、さらにRed Hat OpenStack Platformの提供に関しては、2014年5月の同製品日本市場投入当初から販売パートナー契約のもと、OEM提供を開始している。
OEM提供するRed Hat Ceph Storageは、Red Hat OpenStack Platformとともに統合型クラウド構築基盤「Cloud Platform for IaaS」に採用され、2016年9月末に出荷開始される予定。
両社は今後も両社での共同テスト、検証、リファレンスアーキテクチャの選定、その他多数の作業を通して、OSS環境、およびクラウドシステム領域において、さらに連携を強化していく予定だという。