ナレッジスイートは7月15日、フィールドワーカーの利用を想定し、開発されたセキュアな環境で提供可能なGPS位置情報連動型ビジネスチャットアプリ「DiSCUS(ディスカス)」を提供開始した。

「DiSCUS」のイメージ

DiSCUSは開発者向け機能、管理者機能、ユーザー機能を備える。開発者向け機能は、HubotをはじめチャットBotの実装が可能なAPIを用意したほか、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス(レンタル)での運用を可能にしている。

また、管理者機能として管理者はPCおよびスマートフォンから利用でき、ユーザー登録/削除はPCのみでインポート/エクスポートし、GPS位置情報追跡機能でユーザーの位置情報を地図上で確認することが可能。

さらに、バッテリー消費問題や利用ニーズに合わせて、追跡時間の間隔が設定できることに加え、GPS位置情報追跡機能を利用している際はビジネスとプライベートを切り分けるために、業務時間外に強制ログアウトを実行することを可能としている。加えて、紛失や盗難など不測の事態に対応した強制利用停止機能をはじめ、GPS位置情報を通じて紛失場所や盗難場所を特定することなどが可能だ。 。

そのほか、ユーザー機能はiOS/Android用スマートフォンで利用でき、メッセージはプッシュ通知され、プッシュ通知された内容もセキュアな状態を維持するため本文の表示はされないという。テキストメッセージ、写真、動画、音声、オリジナルスタンプでチャットコミュニケーションすることなどを可能としている。 価格はマルチテナント版が初期費用3万円、ライセンスは1人あたり1GBで月額400円、プライベートクラウド版が初期費用10万円、ライセンスは要見積もり。