東芝とウエスタンデジタルコーポレーション(ウェスタンデジタル)は7月15日、フラッシュメモリを製造する東芝四日市工場の新・第2製造棟の建屋全体が完成したと発表した。
新・第2製造棟は3次元フラッシュメモリ固有の工程を行う製造棟として、東芝が2014年9月に着工。建屋の一部は2015年10月に竣工し、両社にて最先端生産設備の導入を進め、20163月から3次元フラッシュメモリの量産を行っている。今後、市場動向に応じて追加投資を行い、生産体制を拡充していく予定だ。
また、3次元フラッシュメモリの生産においても、四日市工場で導入している工場全体を統合した生産システムを活用し、加工条件や検査データなどの毎日16億件以上のビッグデータを解析することで、生産効率、品質を向上させる計画もあるという。