富士通とCloud Lending Solutionsは7月12日、Cloud Lendingが開発したFintechソリューションであるエンドツーエンドのレンディングとリーシングのプラットフォームを、全世界の金融機関に提供する戦略的パートナーシップに関するMOUを締結したと発表した。
同ソリューションは、レンディング業務やリーシング業務に関する営業活動(Origination)、引受け(Underwriting)、サービス管理、債権回収(Collection)といった一連の流れを電子化したクラウドサービス。
同ソリューションに含まれるCL Originate、CL Lease、CL Loan、CL Collectionsの各機能はSalesforce.com上で稼動しており、あらゆる規模の企業に対応できるという。
両社は、Salesforce.comのユーザー、事業地域の拡大や金融商品の拡充を検討している企業に向け、まず日本国内およびASEAN地域から同ソリューションの提供を開始する。
今後の展開にあたっては、Fujitsu Laboratories of Americaが支援を行い、同パートナーシップのさらなる強化を目指す。