キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は7月12日、5G候補波形の校正、信号作成、信号解析用のオールインワンソフトウェア「5G広帯域信号 最適化ソフトウェア」を発表した。
100MHzから最大1GHzの帯域幅を使用すると言われている5G信号を正確に測定するには広帯域でのフラットネス化を行う最適化校正が不可欠となる。
今回キーサイトが発表した「5G広帯域信号 最適化ソフトウェア」は画面の表示通りに操作するだけで、システムの校正を簡単に実行することが可能。また、複雑なシステムの最適化や測定を容易に実現するタスクベース指示機能を搭載しているほか、FBMC、F-OFDMなど、多数の5G候補信号の生成と解析に対応している。今後提供される追加機能は、同ソフトウェアにライセンスをその都度追加することができるとのこと。
販売予定価格は約300万円で、2016年7月14日と15日の2日間で開催される「Keysight World 2016 東京」のソリューション展示コー ナーにて、同ソフトウェアのデモンストレーションが行われる。