NECソリューションイノベータは、企業のメンタルヘルス対策を支援する「メンタルヘルスケアサービス」の最新版を、2016年9月より提供開始すると発表した。
最新版では、産業医などの医療職者が、高ストレス者や面接希望者に対して行う面接指導に関する運用をサポートする面接支援機能を追加。面接支援機能は、事業者が面接に必要な勤務状況などの人事情報を入力、医療職者はそのデータを参考に実施した面接指導の結果を入力し、「就業上の措置に係る意見書」を事業者とシステム上で共有することができる。また、労働基準監督署への報告資料をシステム上で作成できる。
これらの「面接支援」機能に加えて最新版では、企業の組織階層に合わせて閲覧範囲を3階層まで設定する事が可能となる。また、有償オプションとして、勤務地などのエリア単位で閲覧権限を設定することや、利用できる機能を自由に選択して企業の要望に合わせた権限を作成することも可能。
さらに、従業員の多国籍化に合わせたストレスチェックの英語対応や、特定のIPアドレスからのみシステムへのログインを許可する機能を有償オプションで提供する。
ソリューションはSaaS型とパッケージ(オンプレミス:自社導入)型があり、SaaS型は利用ID 400、1年利用の場合、スタンダードで初期費用2万円、利用料は年額26万円 。パッケージ型は利用ID 1,000の場合、スタンダードで100万円(金額はいずれも税別)。