コマツは7月8日、応用地質と協業して施工現場の地盤リスクを診断する新サービス「JudGe5」を開始したと発表した。
「JudGe5」はコマツのクラウド型プラットフォーム「KomConnect」において建設現場の位置情報をもとに1から5までの段階別に地盤リスクを診断するサービス。具体的には、「JudGe0」で応用地質のデータベースを基に、自然災害リスクおよび地盤リスクに関するレポートを無償で提示。その後、顧客がさらなる検討が必要と判断した場合、有料の追加サービス「JudGe1~5」で段階に応じた詳細な地盤リスクの判定や地盤情報を提供する。同サービスを利用し、地盤に関する不確定要素をあらかじめ削減することで、その後の突発的な対応に伴う工数およびコストの増加を防ぐことができる。
同サービスはコマツのソリューション事業「スマートコンストラクション」の一部に位置づけられており、同社は「これからもスマートコンストラクションを通じて、安全で生産性の高い未来の建設現場をお客様と共に実現させていきます」とコメント。今後も、JudGe5同様、KomConnectで使用可能な付加価値の高いアプリケーションを増やしていく予定だとしている。