2016年7月7日(以下すべて)、Microsoftは次期Visual Studioとなる「Visual Studio "15"(開発コード名)」のプレビュー3をリリースしたことを、公式ブログで発表した。Visual Studio "15"は2016年3月30日にプレビュー1をリリースし、5月10日にプレビュー2をリリースしている。

Windows 10にインストールした「Visual Studio "15" Preview 3」

現在は基礎的な土台を構築している段階だが、新たにいくつかの機能が加わった。Visual Studioの自動補完システムであるIntelliSenseを改善し、非モーダルビューの例外ヘルパーによってメンバーリストのフィルタリングする機能を搭載。IntelliSenseのトレイは既定で無効になっているが、<ツール>メニュー→<オプション>でオプションダイアログを開き、<テキストエディター>→<C#(もしくはBasic)>→<IntelliSense>から有効にできる。また、Xamarin 4.1を含み、tvOSのサポートとiOSアセットカタログをサポートした。なお本日、Team Foundation Server "15" Previewも合わせてリリースしている。

新しいIntelliSense。フィルター機能が新たに加わった(公式ブログより抜粋)

Visual Studio "15" Preview 3を利用する際は、リリースノート既知の問題Xamarin 4.1のリリースノートを合わせて参照することをお薦めする。Team Foundation Server "15" Previewもリリースノート既知の問題をWeb上で確認できる。

Microsoft Visual StudioプログラムマネージメントディレクターのJohn Montgomery氏は、本番環境へのインストールは避けつつも、実際に試してユーザーコミュニティサイトでのフィードバックを求めた。

阿久津良和(Cactus)