オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、年末調整申告書の業務を効率化できるクラウドサービス「OMSS+ 年末調整申告書サービス」先行特別キットを、販売パートナーを通じて7月8日から発売すると発表した。なお、正規のサービスの提供は2016年9月を予定しているが、先行特別キットでは7月8日から先行して利用できる。

「OMSS+ 年末調整申告書サービス」は、従業員の申告書作成の省力化と総務担当者の年末調整業務の時間を削減できるクラウドサービス。業務担当者はメールで年末調整申告の提出依頼を行い、従業員は、PCやスマートフォン等から年末調整に関わる項目を入力し、申告書の作成ができる。

申告書は「扶養控除等異動申告書・保険料控除申告書・配偶者特別控除申告書・住宅借入金等特別控除申告書」の4種類の提出が可能で、設問に答えるだけで入力することができるという。

「OMSS+ 年末調整申告書サービス」サービス概要

「OMSS+ 年末調整申告書サービス」は「単独導入」が可能で、さまざまな給与システムと連携して利用できるように、社員情報の受入や年末調整のデータ連携が可能。

価格(税別)は社員数に応じた年間利用料となり、給与奉行・法定調書奉行・OMSS+ OBCマイナンバーサービスのいずれかを保有している場合は1名あたり年額400円。これ以外の場合1名あたり年額500円となる。なお、契約は30名以上からで10名単位となる。