fossBytesに7月1日(米国時間)に掲載された記事「How To Enable Ctrl+C / Ctrl+V For Copy-Pasting In Windows Command Prompt」が、Windows 10のコマンドプロンプトでCtrl-CおよびCtrl-Vによるテキストのコピー&ペーストを有効にする方法を取り上げた。この機能は今夏リリースされる予定のWindows 10からデフォルトで有効になるのではないかと見られる。
記事が伝えている方法は次のとおりだ。まず、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、起動したコマンドプロンプトのプロパティダイアログを起動。タブから実験的に提供されている機能を選択し、そこから「Enable experimental console features (apply globally)」および「Enable new Ctrl key shortcuts」を選択するとのこと。夏のアップデート以降はオプションタブに「Ctrl キーショートカットを有効にする」といった編集オプションとして表示されるようになるものと見られる。
WindowsではCtrl-CおよびCtrl-Vがコピー&ペーストのショートカットキーに設定されており広く使われているが、コマンドプロンプトでは利用できなかった。それ以外にもこれまでコマンドプロンプトはターミナルアプリケーションとしては機能が限定されており使いにくいところがあったが、Windows Subsystem for Linuxの導入に合わせてコマンドプロンプトの機能強化(ターミナルの標準的な機能の実装)が進められており、Ctrl-CおよびCtrl-Vの実装もこうした動きに合わせたものと思われる。