アットマークテクノは7月1日、同社製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」シリーズ専用のリモート管理・運用サービス「node-eye(ノード・アイ)」の提供を開始すると発表した。

今回、Armadillo-IoTゲートウェイG2に対しサービスが提供され、「Armadillo-IoTゲートウェイG3」向けには2016年秋に提供が開始されrる予定で、その他のArmadillo-IoTシリーズのゲートウェイにも「node-eye」を順次提供していくという。

「node-eye」イメージ

同製品は、IoTゲートウェイの運用・管理に必須となる「死活監視(IoTゲートウェイの可用性を監視する機能)」「リソースモニタリング」「リモートコンフィグ」「リモートアップデート」の4つの基本的機能を、Armadillo-IoTと組み合わせてすぐ使える状態で提供する。

死活監視機能では、IoTゲートウェイの可用性を監視し、異常が起こった場合にアラートを通知する。リモートアップデート機能は稼働中のIoTゲートウェイのファームウェアをクラウド側から更新できる機能で、複数のIoTゲートウェイをリモートから一括アップデートすることも可能。

デバイス運用管理サービス

使用するArmadillo-IoTゲートウェイをクラウドで登録するだけで利用でき、よく使われる運用・管理機能がパッケージ化されているため、開発の手間をかけずにまとめて使用可能。また、ゲートウェイ1台から利用できる月額課金制を採用しており、ユーザー自身のビジネスの状況に合わせていつでも柔軟に利用規模をスケールできる。

オプションとして提供されるモバイルオプションは、Gモバイル通信、24時間通信、上り最大50Mbpsと下り最大256kbpsの通信が可能となっている。月額利用料300円から利用可能で、少量データを頻繁に送信する場合に適した価格体系を採用。「Armadillo-IoT」と利用すれば、クラウドにつなぐために必要なモノ(デバイスなど)と機能一式を、同社から一括手配できる。