日立製作所は6月28日、社会イノベーション事業を支える顧客協創型の研究を加速するため、国分寺市にある中央研究所内に、研究棟「協創棟」を新設すると発表した。「協創棟」の着工は2017年9月、竣工は2019年3月となる予定。
武蔵野の自然に囲まれた環境の下、顧客との協創関係を発展させる「協創の森」をコンセプトに、中央研究所を顧客協創型の研究開発拠点として整備していく。
「協創棟」の新設は、技術開発を中心とした協創活動を推進することを目的としており、顧客のニーズに合わせて迅速なプロトタイプ開発ができる最先端の研究設備を導入する。
また、世界中の顧客と議論する場として、300名規模を収容する国際会議場を設けるとともに、顧客と協創し研究開発を行うための専用スペースを設置する予定。