Microsoftは27日(現地時間)、「Visual Studio 2015 Update 3」と「.NET Core 1.0」をリリースしたことを公式ブログで発表した。執筆時点でVisual Studio 2015 Update 3のChangelogは更新していないが、Tools for Apache Cordova Update 9&10を含み、IntuneやAzure Engagementなどエンタープライズシナリオ用のプラグインサポートや、npmパッケージ経由で構成デザイナーからプラグインを追加する機能などをサポートしている。また、フィードバックされたアクティベーション処理の改善や、C++ライブラリおよびコンパイラの強化なども行われた。

Visual Studio 2015 Update 3のバージョンは「14.025421.03」となる

LinuxやMacで.NET Frameworkを利用した開発を可能にする.NET Core 1.0、および関連ツールも含んでいるが、品質レベルに関しては、次期Visual Studio "15"の公式リリースを待たなければならないようだ。さらに「Team Foundation Server 2015」もUpdate 3に更新された。Visual Studio 2015 Update 3はこちらのリンク(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=691129 / ※直接ダウンロードが始まります)、.NET Core 1.0はこちらのリンク(https://www.microsoft.com/net/core)、Team Foundation Server 2015 Update3はこちらのリンク(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=615439 / ※直接ダウンロードが始まります)からダウンロードできる。

Visual Studio 2015 Update 3のインストーラー。更新されたコンポーネントは「Update」、新たに追加されたコンポーネントは「New」が加わる

阿久津良和(Cactus)