独立系ITコンサルティング・調査会社アイ・ティ・アールは21日、国内のEDR(Endpoint Detection and Response)市場規模の推移予測を発表した。2015年度の売上げ金額は前年度比64.1%増の10億5,000万円と急速な伸びを見せており、2016年度も69.5%増と引き続き大幅な伸びを予測している。

標的型攻撃など昨今のサイバー攻撃の巧妙化、高度化を受けて市場のニーズが急速に伸びていると分析、市場への参入ベンダーも増加傾向にあるという。同社では、2015年を本格的な国内EDR市場形成の年として、市場は拡大し、2020年度には52億円になると予測している。

アイ・ティ・アール(Webページより)