6月17日(現地時間)、米IBMはコグニティブ時代を見据えた開発者スキル向上を目指すソリューションを、インドのバンガロールで開催する「IBM DeveloperConnect Day India」で発表した。
教育技術の営利団体であるCourseraと協業し、クラウドとIoTに焦点を当てた新しいコースを設立して、インドの開発者スキル強化を目指す。さらに開発者のスキルを磨くため、パーソナライズされたリソースを提供するコグニティブ認知学習ツール「developerWorksのキャリアコンシェルジュ」や、IBM Bluemix専用のGitHub Enterpriseの提供。モバイル開発とコグニティブアプリケーション向けにSwiftとWatsonデザイン用新クラウドツール「[IBM Cloud Tools for Swift(http://cloudtools.bluemix.net/)」を提供する。
IBMはdeveloperWorksのキャリアコンシェルジュについて、「開発者が自身について質問に答えていくと、Bluemix上の分析APIを使ってトレーニング資料など開発者の手助けを行う」と説明。IBM Cloud Tools for Swiftについても、「Xcodeと相補的な環境において、サーバー上のリソース管理や展開を簡素化する」と説明し、無償提供される。その他にもLinux専用メインフレームサーバー「IBM LinuxONE」を利用したSwift開発環境の向上などをアピールした。
阿久津良和(Cactus)