6月13日(現地時間)、Googleは「Googleサイト」の再構築と「Google Springboard」の提供を公式ブログで発表した。これらの内容は2016年6月14日から2日間、都内で開催したイベント「Google Atmosphere Tokyo 2016」でも発表済み。GoogleサイトはWeb製作の知識がなくてもテンプレートなどを使ってページを作成できるGoogle Appsのサービスとして2008年2月から提供してる。だが、スマートフォンなどの増加により使用環境が変化したことから、30インチのディスプレイをつなげたPCとスマートフォンで同じUIを提供可能にする。2016年後半の公式公開を予定しているが、現在はアーリーアダプター向けの早期テストを受け付け中だ。
Google SpringboardはGmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメント、Googleドライブ、連絡先などGoogle Appsに含まれる情報を検索し、ユーザーが必要とする場面を先回りして情報をプッシュするアプリケーション。Google VP of Engineering Prabhakar Raghavan氏は先のイベントに登壇した際、「機械学習を通じてGoogle Appsなどに積み上げた情報とユーザーを結びつける」と説明していた。こちらも2016年後半の公式公開を予定しているが、こちらのサイトで早期テストの申し込みを受け付けている。
阿久津良和(Cactus)