fossBytesに6月7日(米国時間)に掲載された記事「Russia Is Making A New Linux-based Mobile Operating System To Kill Android And iOS」が、ロシアにおいてAndroidやiOSに代わるモバイルオペレーティングシステムの開発が進められていると伝えた。ロシア通信省のNikolai Nikiforov氏がTwitter経由で発表したとされる内容を引用する形で紹介されている。
Nikolai Nikiforov氏によれば、ロシアの企業であるOpen Mobile Platformが新しいモバイルオペレーティングシステムの開発に取り組んでおり、この事業に必要になる開発者およびエンジニアを探していると説明がある。このモバイルオペレーティングシステムはLinuxベースで開発されているSailfish OSをベースに開発が進められているといった説明もある。
Sailfish OSはAndroidやiOSに代わるモバイルオペレーティングシステムとして開発が進められているオペレーティングシステム。ロシア通信省におけるこうした取り組みは、より廉価なスマートフォンの実現を目指すためとされている。ロシアは欧米で主要なサービスをそのまま利用するのではなく、ローカルで開発されたソフトウェアやサービスを優先して利用する傾向が見られ、モバイルオペレーティングシステムの開発においても同様の取り組みが進められていると考えられる。