JR東日本は6月8日、山手線において、E235系通勤形車両(量産車)を新造すると発表した。現在、山手線で走行している車両E231系500代は、中央・総武緩行線への転用改造などを実施し、継続して使用する計画。
E235 系通勤形車両は11両編成で49編成(539両)投入され、2017年春ごろから順次投入が開始され、完了は2020年春ごろの見込み。
新型車両のコンセプトは「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」で、E235 系通勤形車両(量産先行車)の車両仕様を踏襲している。
情報提供装置を装備している既存の山手線車両E231系500代を転用することで、中央・総武緩行線の案内サービスを充実させるほか、ホームにおける乗客の安全性向上のため、ホームドアにも対応できる保安装置などの車両改造も実施される。