6月6日(現地時間)、Microsoftは「Microsoft Planner」が完成し、Office 365を契約しているユーザーにローンチを始めたことを公式ブログで発表した。Microsoft Plannerは業務の共同作業を促進するOffice 365の1つ。「プラン」と呼ばれるプロジェクトに複数のオブジェクトを「カード」として貼り付けるツールとして、2015年12月から「Office 365 Planner」プレビュー版をリリースして、ExcelやWord、PowerPointなどとの連携を実現してきた。

Microsoft Plannerのチャート機能

Microsoftは「整理や割り当てといったタスク管理、ダッシュボードによる進捗状況の確認、ファイル共有などによって共同作業が加速する」と説明している。

Microsoft PlannerはOffice 365 Enterprise E1/E3/E5、Office 365 Business Essentials、Office 365 Business Premium、Office 365 Education/Education E5を対象に、今後数週間で展開が完了する予定だ。また、今後数カ月内に外部ユーザーのアクセスや、プランのテンプレート、ボードのカスタマイズ、iOS/Android/Windows版アプリケーションの提供を予定している。

Microsoft Plannerのボード機能

阿久津良和(Cactus)