AMDは6月2日、第7世代AシリーズAPUのラインアップを発表した。

これまで「Bristol Ridge」および「Stoney Ridge」のコード名で呼ばれていた第7世代のAMD FX、Aシリーズ、EシリーズのAPUは、ゲームやビデオレンダリング、ファイル圧縮性能を2桁向上させるなど、前世代と比べて大幅な性能向上を実現。

同シリーズはすでに全製品がOEM顧客向けに量産出荷を開始しており、「Bristol Ridge」は35W/15W品のAMD FX、A12とA10プロセッサー、「Stoney Ridge」は15W品のA9、A6、E2構成のプロセッサーをラインアップした。

AMDによれば、第7世代のAMD FXプロセッサーはIntel Core i7をグラフィックス性能で最大53%、演算性能で最大51%上回っているとのこと。また、電力効率の向上により、第7世代AMD FX 9800Pプロセッサーの生産性における負荷は、前世代のAMD FX-8800P APUと比較して最大12%低下するという。