サイバートラストと三和コムテックは6月1日、企業のWebサイトのセキュリティサービスの提供に関する協業について合意したと発表した。協業の第1弾として、サイバートラストが提供するEV SSLサーバー証明書「SureServer EV」の購入者に対し、三和コムテックが提供するクラウド型自動脆弱性診断サービスの簡易版を「サイバートラスト Web スキャナー Light」として 同日から希望者に無償で提供を開始する。
サイバートラスト Web スキャナー Lightは、三和コムテックのクラウド型自動脆弱性診断サービス「SCT SECURE クラウドスキャン」をベースに開発されたクラウドサービス。
ユーザーは新たなハードウェアを導入することやソフトウェアをインストールする必要がなく、常に最新の脆弱性情報に基づいて脆弱性診断を行う完全自動のクラウド型の定期脆弱性診断サービスのため、開始時に一度設定すれば自動でスキャンするのでサービス開始や運用などが容易だという。
また、より詳細なレポートとデイリースキャンを行う有料サービス「サイバートラスト Web スキャナー」も SureServer EVまたは、SureServerの利用者向けに販売開始し、価格は税別で12万円(1FQDN/1年間)。両社は顧客が提供する Webサイトのセキュリティ向上に貢献することを目指すとともに、Web サイトのセキュリティ向上に貢献するサービスやソリューションを提供していく予定だ。