日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は6月1日、正確な差動リモート・センシング機能を搭載した出力電流40A(最大値)、入力電圧16Vの同期整流降圧型DC/DCコンバータ「TPS548D22」を発表した。

同製品はハイサイド/ローサイドの制御FETのRDS(ON)(導通時ドレイン-ソース抵抗)がそれぞれ2.9mΩ/1.2mΩと低いことが特徴。また、正確な差動リモート・センシング機能によりロード・レギュレーションを改善することで、システム全体の精度向上に貢献する。さらに、D-CAP3適応型オンタイム制御モードにより高精度と非常に高速な負荷過渡応答特性を提供するほか、ループ補償が不要なため、設計を簡素化、外付け部品点数を削減することができるとする。

TPS548D22は5×7×1.5mmの40ピン PowerStack QFNパッケージで供給され、1000個受注時の参考単価は4.19ドルとなる。