ネットギアジャパンは5月31日、LANケーブルによる電源供給(PoE:Power over Ethernet)で動作が可能なクラウド録画ネットワークカメラ「Arlo Q Plus(アーロ・キュー・プラス)」を7月中旬より販売開始すると発表した。
Arlo Q Plusは、販売中の24時間クラウド録画と音声通話を実現したWi-Fiネットワークカメラ「Arlo Q(アーロ・キュー)」に、PoE受電機能とSDカードによるローカル録画保存機能を追加したモデル。これらの機能により、家庭のみならず、企業向けの監視カメラソリューションを容易に構築できるようになるという。
録画データのクラウドへのアップロードは、Ethernetケーブルによる有線接続またはWi-Fiによる無線接続を選べ、屋外機とは異なり専用のベースステーション(無線親機)は不要。同社製の無線LANルータ(親機)のみならず、他社製の無線LANルータとも接続を可能としている。
また、屋内機と同様、フルHDハイビジョン対応1080pの高画質、130°の広画角により室内を隅々まで録画することができるほか、内蔵マイクとスピーカーにより、遠隔地のスマートフォンと通話することも可能だという。さらに、屋内機と異なり、SDカード用のスロットを装備し、一時的にクラウドへアクセスできない状況が発生した場合でも録画データを保存できる。
そのほか、従来機・屋内機と同様に手軽なセッティングで使用が可能な新製品は、防犯カメラ、子どもや高齢者・ペットの見守りなど、さまざまな場面での活用が可能。特に、中小規模ビジネスや店舗の夜間監視、日中家を空けることが多い一人暮らしや共働き世帯向けに推奨している。