fossBytesに5月25日(米国時間)に掲載された記事「Blisk — A Free Web Browser That Every Programmer And Developer Must Use」が、Webデベロッパーに役立つ新たなWebブラウザとして「Blisk」を紹介している。さまざまなプラットフォームに対応したWebサイト/Webページを開発する際に効率のよい機能を提供しており、多くのWebデベロッパーに試して欲しいと説明している。
BliskはChromiumベースのWebブラウザ。現在のところWindows版のみが提供されているが、近いうちにMac OS X版とLinux版も公開するとしている。Chromiumが提供している開発者向けの機能が使えるが、さらにそこから踏み込んでスクリーンサイズの異なるプラットフォーム向けの動作チェックを同時に実施できるという特徴がある。
WebサイトやWebページにアクセスするデバイスは、サイズの異なるPC(画面の大きなスクリーンから小さなノートPCなど)からスマートフォン、タブレットデバイスまで、多彩になってきている。開発者は、こうしたさまざまなスクリーンサイズや操作方法をカバーしたアプリケーションを提供する必要がある。Bliskはそうした異なるプラットフォーム向けのテストを手軽に実施することができることから注目されている。