デルは5月25日、10/25/40/50/100GbEに対応したモジュラー式インラックスイッチ「Dell Networking S6100-ON」を提供開始した。最小構成価格は840万円(税別)~。
新製品は、2U、10~100GbEのフルマルチレートに対応し、最大で32個の100GbEポート、64個の50GbEポート、64個の40GbEポート、128個の25GbEポート、128個の10GbEポートを搭載することができる。
また、モジュラー式を採用。モジュラーには、8ポート100GbE QSFP28モジュール、16ポート40GbEモジュール、8ポート100GbEフレックスモジュールの3つがあり、最大4基まで組み合わせて構成することが可能。各モジュールは、利用客のニーズに応じて差し替えられ、スタンダードな10GbEのネットワーク環境から将来的な100GbEの高速ネットワーク環境まで対応。
特徴として、OpenFlowコントローラとの相互運用が可能なSDN/OpenFlow 1.3への対応や、高速VXLANレイヤ2ゲートウェイによるハイパーバイザベースのオーバーレイネットワークと非仮想化インフラストラクチャの接続、iSCSIストレージ環境の実現、 ルーティング対応RoCEのサポート、VRF-liteによるネットワーキングインフラストラクチャの共有とテナント間でのL3トラフィックの分離を可能としている点が挙げられる。
なお、新製品ではONIE(Open Network Install Environment)をサポートしており、標準搭載のDell Networking OS9だけでなく、他社製OSのゼロタッチインストールにも対応している。